2014年6月22日日曜日

ココワクログは移設されています

このブログをご覧下さったあなた、ご訪問ありがとうございます。

このブログは、生長の家青年会の運営するブログでしたが、
青年会のサイトを大幅リニューアルするにあたり、すでに移設されております。

移設先は、生長の家青年会のオフィシャルサイトの 「ワクワクストーリー」です。

 このブログを読んで、興味を持たれた方は、
新しいサイトに是非ご訪問下さい。

そこには変わらず「ワクワク」があふれています。

2013年3月29日金曜日

☆一杯の珈琲に想いを込めて


その昔、私は東京のオフィス街にあるカフェで
アルバイトをしていた時期があります。

朝7:00のオープンからお昼過ぎまでの
時間帯で週3~5日ほど働いていました。

新人の頃はレジを任されることが多く、
カフェの花形であるバリスタを
任されるようになったのは、
1ヶ月ほど経ってからでした。

エスプレッソショットの落とし方や
蒸気でミルクをかき回しながら温めるコツなど。
バリスタとして必要な技術を
先輩からひとつずつ教えてもらい、
自分でも何度も練習をしました。

お客さんの注文に応じて、
一連の作業を臨機応変に
行えるようになるまでには、
少々苦労しました。

それでも経験を積んで体が覚えてくると、
周りを見る余裕が出てきました。

お店の前を通る人や車。

洋楽の有線放送がかかる店内で、
思い思いに自分の時間を過ごすお客さんの姿。

朝のすがすがしい時間帯は、
不思議と目に映るものが輝いて見えました。

そして次第に毎朝お店に足を運んで下さる
常連さんの顔も覚えてきて、
時に言葉を交わすこともありました。

「今朝はよく晴れましたね」

「いつも本を読まれていますね。
 どんな本ですか?」

お客さんと、このようなやり取りを
続けているうちに、いつしか自然と
こんな想いで、ドリンクを作るように
なっていました。

「美味しい一杯を飲んで
 朝の素敵な時間を過ごして頂きたい」

今でも、カフェで読書をしている時などに、
蒸気でミルクを温めるあの独特の音を耳にすると、
当時の記憶が鮮明によみがえってきます。


※バリスタ・・・カフェ等のカウンターに立ち、
        お客から注文を受けてエスプレッソや
        コーヒーを淹れる人。

(青年会中央部 金内)

2013年3月26日火曜日

☆桜吹雪の想い出


自宅近くの目黒川に出てみると、
桜を目当ての人達が川沿いを散歩していた。

犬を連れている人
カップルでお弁当を拡げている人
缶ビールを片手に、楽しそうに歩いている人
撮影スポットを見つけては、
嬉しそうに写真を撮っている人

こうして眺めてみると、
桜が人々に愛されているのがとても伝わってきた。

一年のうち、わずかな期間に咲くこの花に、
どれだけの人が、癒やされているのだろう。

きっと、それぞれの人の中に桜にまつわるエピソードが
あるのだろうと思った。

私にとってのエピソードは、今から14年も前になるが、
ちょうど桜が散り始める頃に挙げた、結婚式のことだ。

あの日の、披露宴の会場の窓辺から見えた、桜吹雪を想い出す。
それとともに、皆に祝福され、
新たなスタートをきったことが思い起こされる。

今では、二人だった家族も五人になり、
住む場所も、仕事も変わっていったが、
いつも家族と多くの人に支えられ、これまで歩んで来られたのだ。

そんな大切なことを思い出させてくれる桜よ、
ありがとう。

(青年会中央部 田中慎太郎)

2013年3月25日月曜日

☆風をきって自転車で走る春


近ごろ、あたたかな日が続いて、心もワクワク、
伸び伸びしています。

今月の始めは、4月下旬の陽気という日もあり、
東京では暑いくらいでした。

お花屋さんの店先には色とりどりの鉢植えが置かれ、
スーパーマーケットには春野菜が並び、
春を感じる瞬間は、本当に心がワクワクします。

わたしは、街中で花の香りのする暖かな空気の中を、
風をきって、My自転車(黄)で走る時に、幸福感に満たされます。

冬の走行は、寒くて喜ぶ余裕がなかった分、暖かさに、
しみじみと感謝の思いが湧いてきます。

わたしはエコ目的で、自転車を車代わりに使っています。
車代わりですから、ちょっと遠方になると、片道1時間ほどかかります。
住まいが商業地に近いこともあり、ここ数年、車を運転することは
ほとんどなくなりました。

桜が咲いたら、娘と自転車でお花見に出かけます。
どんなお花見弁当を作ろうか、ワクワク、ウフフです。

(青年会中央部 廿野 憲子)

2013年3月24日日曜日

☆やる気スイッチ


かねてより友人から勧められていた、
巷で話題の「ビブリオバトル」なるものに参戦しました。

「ビブリオバトル」とは、
エントリーした複数のプレゼンテーター(発表する人)が、
各々が読んだことのある本について、5分間でプレゼンを行い、
それを聴いたオーディエンス(聴衆)からの投票によって順位付けをする。
というものです。

オーディエンスにどれだけ
“読みたい”と思わせるかが鍵です。

人前で話す機会を度々いただく私ですが、
全く初対面の人ばかりを相手に、
5分という短い時間でプレゼンするのは初めてでした。

プレゼンテーターの皆さんは、
弁護士や起業家、大学生など、
バラエティーに富んだメンバーでした。
自ら読書会を主催する強者もいました。

プレゼンはあっという間に終わり、
伝えようと思った内容の半分も話すことでができずに悔やむ一方で、
オーディエンスのリアクションから、少なからぬ手応えを感じたのでした。

結果は………優勝!
と言いたいことろですが、残念ながら入賞すらできませんでした。
ところが、一人の男性が近づいて来て、
「あなたのプレゼンが一番よかったよ」と感想を言ってくれました。

期待した結果とならなかったことに
自己嫌悪に陥りかけていた気持ちが、
その一言で完全に吹っ飛びました。

いかなるプレゼンも、
受け取る人の関心などによって感じ方が違うものだと再確認するとともに、
自分の話を客観的に評価してもらうことで、
私の“プレゼン熱”に火が付いたのでした。

時にはこうして異なるフィールドの方々と交流することが、
己を知り、やる気にスイッチを入れるきっけとなるのかもしれませんね。

(青年会中央部 柴田 忠洋)

2013年3月15日金曜日

☆寝顔がリレーするもの


子供の寝顔はいつまで見ていても、飽きない。
スヤスヤと寝息を立てて寝る子供の姿を、いつまでも見てしまう。
何だか癒されるのだ、これは親としての本能だと思う。
子供を持つ人なら、きっと経験されていることだろう。

そして、浮かんで来る言葉は、
「生まれてくれて、ありがとう」だ。
子供の誕生によって、僕は親となることができたのだから。

他にも一人、よく寝顔を見る人が居た。
今は亡き父だ。
父は、晩年は入院しがちだった。
せっかく見舞いに行っても、寝ている事が多くて、寝顔ばかり見ていた。

ふと思った。
僕が幼い頃、父は僕の寝顔を見ていたのだろうか?
あの頃は、働き盛りで、帰りも遅かっただろう。
仕事一筋で、表現が下手な父だったが、
どんな気持ちで、僕の寝顔を見ていたか?
今になって、父の気持ちが分かる気がした。

父との出来事は、良い事ばかり・・・という訳でもない。
しかし、今となって、思い出されることは、不思議と
“嬉しかったこと”や“ありがたいこと”ばかりになった。
そして、最後に心に残ったのは、
「生んでくれて、ありがとう」という言葉だった。

ちなみに最期に父から聞いた言葉も、「ありがとう」だった。
結局、感謝の言葉ばかりになった。
父と子供、二人の寝顔を見ながら、いのちの繋がりを考えさせられた。

(青年会中央部 松井 雅永)

2013年3月14日木曜日

☆よろこび探し日記


〇月×日(△)
・今朝、早く目が覚めて、時間を有効に使うことができた。
・今日作ったお弁当がとてもおいしかった。
・〇〇さんの笑顔に癒やされた。ありがとうございます。

生長の家には、『日時計日記』という日記があります。
普通の日記と違う点は、ただ、その日あったことを書くのではなく、
物事の良いことだけに着眼点を置いて書くところです。

善いこと・幸せなことは、
当たり前だと思っている日常の中に、たくさんちりばめられています。

先日、インフルエンザにかかり、文字通り、一週間寝込みました。
インフルエンザの菌は、のどで繁殖するらしく、とにかく咳が出るのです。
咳のしすぎで腰に負担がかかり、ある日気づいたら、
ぎっくり腰のような状態になってしまいました。

あまりの激痛と、インフルエンザの熱とで、体はぼろぼろ状態。
ここまでつらかった経験は、未だかつて味わったことがありません。
何をするにも、腰に痛みが走るのです。

咳をするときにも、布団から起き上がる時にも、リンゴをすり下ろすときにも、
少し、寝返りを打つときにも。
寝込んでいた一週間の間、お風呂に入ることは欠かさなかったのですが、
髪の毛を洗うときは、本当に生きた心地がしませんでした。

インフルエンザが快方に向かい、元気になってから、
そのとき寝ながら書いた日時計日記を読んでいたら、こんなことが書いてありました。

〇月×日(□)
今日、お風呂で、無事に髪の毛を洗うことができた。ありがたい。
□月〇日(×)
今日は、咳をするときに、腰に響かなかった。当たり前って素晴らしい。

後から読んでみると、あまりに滑稽で笑ってしまいましたが、
あの激痛がなかったら、気がつかなかった、ありがたさでした。
日時計日記を毎日つける中で、自然と、有り難いことに目がいくようになっていました。
本当の幸せは、すでに与えられています。
私たちが、そこにフォーカスするかどうか、
ただそれだけですね。

(青年会中央部 澤田 麻衣)